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今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験『うべろうべろ』

537:おさかなくわえた名無しさん:2012/02/19(日)

br>昔の話。
当時社会人2年生だった兄が自己啓発セミナーとやらに
片足を突っ込んだ。
学生時代の同級生に勧誘されたのが発端。

土曜日の夕方。祖父母と母が畑仕事から帰ってくると
兄も出先から帰宅。今からセミナーの申し込みをしたいので
お金を貸してほしい、と言い出した。受講費、宿泊費込みで12万円。

母「その本部の名前と場所を教えなさい!」
兄「え?何で?街ン中だけど…」
母「今すぐ乗り込んで話をつける!」
祖母「嫁子、そんな格好のままで…」
祖父「格好なんか構うかっ!嫁子!軽トラ出すから乗ってけ!」

農機具小屋で耕運機を仕舞っていた父が登場。
その場を諌めて夕食後に家族会議へ。

538: おさかなくわえた名無しさん:2012/02/19(日)

br> 会議の結果、兄はほとぼりの冷めるまで軟禁状態にすることに。
兄の旧友達や会社の上司にも事情を話し、協力してもらった。
セミナーからの電話は昼夜問わず名乗らずにかけてくるので

「佐藤だけど、スーチーいる?」→兄に取り次ぎ
「タカシくんいますか~?」→呆けた振りを極めた祖父に取り次ぎ対応
「満州で一緒だったよっちゃんかい?なつかしいなぁ」が始まる。

スーチーは軟禁状態だった兄の暗号名。セミナーの人物と判別するため。
祖父は行った事のない戦争話を相手が切るまで続け
相手の電話番号を控え、時間を置いて何度もかけ直すという嫌がらせを
楽しそうにやっていた。

半年位した頃、夕食時に祖母がポツリと
「タカシはよかったねぇ。タカシのためにたくさんの人が心配して
くれる。よかったねぇ。無くさなくてよかったねぇ」
兄は黙って部屋に戻ってしまったが翌日の顔は
セミナーに嵌る前に戻っていたように思う。

完全に切れるまで2年位はかかった。
だまされた人間を現実に引き戻すのは周りの協力と団結が
必要なんだと思い知った出来事でした。

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